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ホワイトデー08 ■キャッシュアイテム LV100 頭:トラストバンド 胴:トラストドレス 脚:トラストスカート 右:レッドポロン 左: LV200 頭:プロミスバンド 胴:プロミスドレス 脚:プロミススカート 右:ブルーポロン 左: LV20 頭:俺を捧ぐフレーム赤 胴:愛の鼓動リボン赤 脚:愛を奏でる足音赤 右:純粋な右手の愛赤 左:情熱的な左手の愛赤 LV180 頭:俺を捧ぐフレーム青 胴:愛の鼓動リボン青 脚:愛を奏でる足音青 右:純粋な右手の愛青 左:情熱的な左手の愛青 LV40 頭: 胴: 脚: 右: 左:ラブラブマシュマロ ■ランクイン記念品(渡す不可) LV1 頭:ラブリフレーム○位 胴: 脚: 右: 左: 備考:これは3位です
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ホワイトデー06 ■キャッシュアイテム LV30 頭: 胴: 脚: 右:ラブマシュマロ 左:ラブキャンディ LV70 頭: 胴: 脚: 右:あおうさ 左:ももうさ ■ランクイン記念品 #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 LV 頭:ラブバイザーII 胴:ラブキャミソールII 脚:ラブパンツII 右: 左:
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ホワイトデー09 ■キャッシュアイテム LV30 頭: 胴: 脚: 右: 左:マシュマロギフト LV50 頭: 胴: 脚: 右: 左:マシュマロキング LV80 頭:あなたに愛帯 胴:白湯ドレス 脚:白湯スリット 右:白湯チャプス 左:巨大アメ LV190 頭:愛の眼帯 胴:白湯ジャケ 脚:白湯ズボン 右:白湯刀 左:蒸籠マシュ ■ランクイン記念品(渡す不可) LV1 頭:モテチャイナヘア 胴:モテチャイナ服 脚:モテチャイナスカート 右:モテチャイナハーツ 左:モテチャイナハート
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流星 ホワイトデー編 俺「ストライクウィッチーズさ!」避難所 296- 296 名前:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 42 54 ID 6B4ay0MY [2/22] ジュゼッピーナ「ねえ、あんた料理できる?」 俺「は?」 だんだんと暖かくなる世界。しかしそんな時期でも2ヶ月前の寒さに逆戻りしてしまう日だってある。 3月14日。今日はとてつもなく寒い。氷の国の面目躍如と言ったところか。 そんな肌に突き刺さる寒さが、俺の今いる国を思い出させてくれる空の下、 いつものように箒のメンテナンスをしていると、いつもとは違う隣人が突拍子も無い質問をぶつけてきたのであった。 ジュゼッピーナ「だから! 料理は出来るのかって聞いたの!」 俺「‥‥できないよ」 ジュゼッピーナ「でも昨日のあれはあんたが作ったんじゃないの?」 俺「あんなの誰でもできるだろ‥‥肉焼いただけだぞ。そりゃあ味付けは俺がやったけど‥‥」 昨日、つまり3月13日は、我がいらん子中隊のムードメーカーでありトラブルメーカー、 クラッシャー "壊し屋"キャサリン・オヘアの誕生日だった。 俺はその席で姉直伝のバーベキューを作ったのだった。 懐かしい故郷の味ということでキャサリンも大変喜んでいた。 俺が作ったバーベキューは姉直伝で、自慢ではないがとても美味しい。 あんな味付けで美味しくなるのは不思議でしょうがないが、なるものはしかたない。 297 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 44 09 ID 6B4ay0MY [3/22] ジュゼッピーナ「じゃあ私の誕生日の時のは?」 俺「あれは‥‥」 ジュゼッピーナ「なによ」 俺「‥‥ハルカの手伝いをしただけだ。扶桑の料理をリベリオンの俺ができるとおもうか?」 ジュゼッピーナの誕生日はいまから半月ほど遡る2月27日。 その時は団子やらまんじゅうやらの扶桑お菓子のオンパレードだった。 ハルカは俺と二人で作ったと言っていたらしいが、実際にはほとんどハルカ一人で作ったようなものだった。 俺はほんのちょっと手伝っただけ、というか生地を練るなど、やたらと疲れる仕事ばっかりやらされた。 ようは雑用ってわけだ。‥‥頼まれると断れない自分が憎い。 ジュゼッピーナ「そっか‥‥じゃあ次はウルスラかな‥‥」 俺「なんかするのか?」 ジュゼッピーナ「秘密よ!」 若干食い気味でそう言い切ると、さっさと言ってしまった。 298 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 45 24 ID 6B4ay0MY [4/22] ジュゼッピーナが来てから一年ちょっとが過ぎた。 第一印象から正反対の性格になった彼女は、この部隊の賑やかしのひとりとなっていた。 もうその席は空いてないと思っていたのだが‥‥というかもういらないのだが。 実力はと言えばやはり折り紙つきで、いらん子の頼もしい戦力となっている。 さらに、あの一件でハルカにも火がついたらしく、メキメキと実力を付けていた。 良いライバルは人を成長させると言うが、なるほど、目の前で実例が出れば納得せざるをえない。 動機はこの際置いておく。 キャサリンもハルカに置いて行かれると思ったのか、 しっかりと実力をつけてきていた。壊し屋と呼ばれていたのが嘘のようだ。 智子も不動のエースっぷりを発揮している。夜のほうも相変わらずなのだが。 普通の人だなんだというのも最近は聞かなくなった気がする。 ビューリングも変わらずといった様子で、 今日も朝飯を食べ終わるや否やどこかへ行ってしまった。 エルマはやっとこの隊の扱い方になれたようで、肩を落とす機会も減ったように見える。 あくまでも客観的に見た場合なのだが‥‥ 俺はと言えば、相変わらずといったところか。 特に変わったようなこともなく、着実に魔力を高めながら、 こうして箒のメンテナンスをしている。 そしてウルスラ。いつものように実験を繰り返し、新しい武器を開発している。 最近はストライカーの方にも手を出しているらしい。 ‥‥部屋を吹き飛ばしながら。 俺「まったく、どこの壊し屋の影響なんだか」 299 名前:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 46 34 ID 6B4ay0MY [5/22] ウルスラ「さあ?」 俺「うわっ、いたのか‥‥」 気づけば俺を温めてくれていたストーブのそばに、噂の人物が現れていた。 ウルスラ「さっき来たんです」 俺「あー、その。気に触ったならすまん」 ウルスラ「いいです。事実ですし」 以前と比べてだいぶ喋るようになったウルスラ。 俺が敬語を使わなくていいと言っても、直る気配が一向にないので俺も諦めていた。 ウルスラ「こうしてここにいるのも、そのせいですしね」 俺「‥‥なるほど」 先日も部屋を吹っ飛ばし、実験謹慎中なのであった。 これだけ騒ぎを起こしても、銃殺にならないのはひとえに功績のおかげでもあるのかもしれない。 300 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 47 35 ID 6B4ay0MY [6/22] 俺「ああそうだ。さっきジュゼッピーナが探してたぞ」 殺しにかかってくるような冷たさの水に雑巾をぶち込み、 再び手を動かし始めるのと同時に、先程のことを思い出していた。 ウルスラ「ジュゼッピーナさんが?」 俺「ああ」 ウルスラ「‥‥なんのようでしょう」 たしかにこの組み合わせはよくは見ない。 ジュゼッピーナは大抵、智子、ハルカと共にいることが多い。 同時に聞こえてくるのは雌猿の喧嘩か、悲鳴が8割を占めるが。 一方ウルスラはキャサリンとよく一緒にいる。 ほんと、なんでこの二人が仲がいいのかわからない。 凸凹で相性がいいのかな? ‥‥‥‥凸凹に深い意味はない。 俺「なんの用かはわからんが、料理のこと聞いてきたな」 その言葉を聞いた瞬間ウルスラの動きが止まったような気がした。 いや、もともとあんまり動いていなかったのだが。 ウルスラ「‥‥‥‥――料理」 俺「‥‥なんだその間は」 ジュゼッピーナ「あ、いた!」 301 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 48 36 ID 6B4ay0MY [7/22] ウルスラがなにか言いかけたところにカットインしてきた声。 それはまぎれもなく褐色パスタ娘だった。 ジュゼッピーナ「まさか私が去ったところにいるとはね。あんたも知らせなさいよ!」 俺「んな無茶な‥‥」 さっき去っていたよりも力強く石畳を踏みながら、こちらへ近づいてきた。 ジュゼッピーナ「とにかく借りてくわよ!」 そうとうイライラしていたようで、もはや質問もせずにウルスラの腕をとると、 来た時と同じように去っていた。 俺「やさしく使ってやれよー」 手を振りながらこちらを向くウルスラへ向けてそう言うと、 だいぶ間を置かれた箒に絞った雑巾をあてがった。 302 名前:集中読書週間開催中!詳しくはWikiトップページにて![sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 49 16 ID P9ql0Yoc [1/2] ロリコン!ロリコン! 303 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 49 44 ID 6B4ay0MY [8/22] ……… …… … ビューリング「‥‥‥‥よし」 ハルカ「はい、よくできましたー!」 ひとり分の拍手が室内に響く。 ここは厨房。 この基地の人々に暖かさと活力を与えるための物を作る場所。 そんな場所に普段はいない人物がひとり。その側に教官がひとり。 二人の目の前には今しがた焼きあがったクッキーがあった。 ビューリング「‥‥意外と簡単にできたな」 ハルカ「そうですねぇ‥‥ささ、包んで持って行きましょう!」 ビューリング「ん、包むのか」 ハルカ「え? だってあげるんですよね? だったら――」 ジュゼッピーナ「あらビューリング少尉にハルカじゃない」 片手にウルスラを連れたジュゼッピーナが入ってきた。 やはりふたりともビューリングの方を見て驚いた顔をしている。 キャサリン「この匂い‥‥クッキーね!? ってビューリング?」 そのうしろから目を輝かせながらキャサリンもやってきていた。 こちらもビューリングの姿を見て驚いている。 304 名前:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 51 05 ID 6B4ay0MY [9/22] ジュゼッピーナ「どうしてここに?」 ビューリング「‥‥まあちょっとな」 三人から目をそらすビューリングの後ろで、ハルカは笑い声をあげないように笑顔を作っていた。 その二人の行動からなんとなく自体を察した三人もまた、ハルカと同じような笑顔を作った。 ビューリング「それよりおまえたちはどうしたんだ」 ジュゼッピーナ「ちょっと使おうと思ったんだけど‥‥先客がいるなら後にするわ」 ハルカ「大丈夫ですよ。もう終わりです」 ウルスラ「私は拉致されて‥‥」 キャサリン「そこでたまたま合流したね」 ハルカ(なにをするんだろう‥‥) ふーん、という相槌を打ちつつハルカはそんなことを思った。 ハルカ「と、それじゃあ私たちはいきましょう」 ビューリング「あ、ああ、そうだな」 二人は出来上がったクッキーを皿に移すと、小さい箱と包み紙を持って出て行った。 305 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 52 39 ID 6B4ay0MY [10/22] キャサリン「ひとつぐらい置いてってもいいのに‥‥」 ジュゼッピーナ「それは野暮ってもんよ。さ、私たちも始めましょう!」 ウルスラ「あの‥‥」 ジュゼッピーナ「ん?」 ウルスラ「なにをするの?」 ジュゼッピーナ「ああ、お菓子を作るのよ!」 掛けてあったエプロンをつけながらジュゼッピーナは答えた。 ウルスラ「作るのよって‥‥」 ジュゼッピーナ「そのためにあんたを連れてきたんだから。 あ、キャサリン少尉も付いてきたんだから手伝ってよね!」 キャサリン「おっけー! 応援なら任せるねー!」 腕まくりをし、舌を出し、ウインクしながらそう言うキャサリン。 ジュゼッピーナ、これを華麗にスルー。 306 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 54 14 ID 6B4ay0MY [11/22] ウルスラ「それでなんで私‥‥」 ジュゼッピーナ「あの男に頼もうとしたらできないなんて言うもんだから、 あと残ってるのがあんたぐらいだったのよ」 あの男とは彼のことだろう。そういえば先日料理してたような‥‥ ウルスラ「料理ならハルカ――」 ジュゼッピーナ「それじゃだめなのよ!」 キャサリン「なんで?」 ジュゼッピーナ「智子中尉にあげるんだもん。あの子の手をかりちゃダメでしょー?」 その言葉を聞いてふたりとも「あー‥‥」という声を漏らした。 307 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 55 08 ID 6B4ay0MY [12/22] ウルスラ「でも私料理できない」 ジュゼッピーナ「え?」 ウルスラ「できない」 ジュゼッピーナ「‥‥‥‥」 ウルスラ「‥‥ごめんなさい」 ジュゼッピーナ「‥‥で、でもいつも実験してるじゃない。 似たようなものだし大丈夫よ!」 キャサリン「いつも失敗してるねー」 ジュゼッピーナ「‥‥‥‥」 ウルスラ「‥‥‥‥」 キャサリン「‥‥‥‥」 ジュゼッピーナ「‥‥き、気合いよ気合い!! なんとかなるわ!!」 なぜだか知らないが智子の顔が浮かんだ。 308 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 57 05 ID 6B4ay0MY [13/22] ……… …… … 俺「ん、なにやってんだふたりとも」 俺の手を真っ赤にしてくれた張本人を流しへと捨て、食堂へ戻ろうとすると、 ビューリングとハルカという珍しいコンビが、向かってきていた。 ビューリング「リュウセイ」 ハルカ「あ、ちょうど来ましたね! では私はこれで‥‥」 俺がその場へと着く前にハルカは走り去ってしまった。 俺「? なんなんだ?」 残ったビューリングに話しかける。 その手にはプレゼントのような青色の包装をされた小箱があった。 俺の視線に気づいたらしくビューリングはその箱を体の後ろへと隠す。 ビューリング「‥‥そうだ、タバコを吸おう。付き合え」 俺「ああ、それはいいけど‥‥それいいの?」 ビューリング「いいんだ」 俺「ふーん‥‥」 いつもよりも少し早く歩くビューリングの後を、足早について行った。 309 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 58 17 ID 6B4ay0MY [14/22] タバコを吸うといえばここ、という定位置へとやってきた俺達は、 いつものように並んで座り込む。 外へ出るとその寒さを実感させられる。 ここは厨房に近く、外にしては温かいのだが、それでも寒いことには変わりないようだ。 ここへくるといつも次の食事のことを考える。 匂いが漏れてくるのだから仕方ない。 とはいっても今の時間だとだれもいないはずなのだが‥‥ どうも聴きなれた声が聞こえる。 「で、これをこれぐらい‥‥」 「え。ちょっと多く無い?」 「計算した。問題ない」 「な、なんかすごい色になってるねー‥‥」 何をやってるんだろうか。いや、厨房にいるならやることは一つなのだろうが。 迷惑をかけないといいのだが‥‥ 310 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 58 58 ID 6B4ay0MY [15/22] そんなことを思いながら今にも落ちてきそうな重い色をした空を眺めていると、 目の前に青い四角いものが飛び出した。 俺「‥‥どうした?」 もちろんそれは先程までビューリングが大事そうに持っていたものだ。 ビューリング「だいたい一ヶ月前にここでおまえにモノを貰っただろう」 一ヶ月前‥‥チョコレートか。 俺「それで、お返しか?」 声に出すことなく頷くビューリング。 ‥‥もしかして照れてるのか? さすがのビューリングもプレゼントは恥ずかしいのか? そんな彼女の様子を見て気持ち悪い表情になっているのは、そう、俺だ。 俺「別にいいのに‥‥」 あのとき十分いいものもらったし。 俺「ま、ありがたく受け取っておくよ。ありがとう。あけていいか?」 ビューリング「ああ、いいぞ」 包装を破き、箱を開けると、中から甘い香りが溢れてきた。 その甘い香りの奥あったのは、可愛らしいクッキーだった。 311 名前:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 00 18 ID 6B4ay0MY [16/22] 俺「その‥‥ずいぶんと、かわいいな」 言葉を探したがこれしか出てこなかった。 ビューリング「どうせ似合わないさ」 俺「そんなことはない」 ビューリング「ほめてもそれ以上のモノはでないぞ」 軽く笑いながら、俺はそれを口へと運ぶ。 軽快な音を発しながら小さくなるそれは少しずつ舌の上で溶けて行った。 俺「うん、うまい」 ビューリング「そうか」 その声からは先程までの緊張が抜けていたような気がした。 312 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 02 06 ID 6B4ay0MY [17/22] 俺「ああ、食べてみればいいさ。どうせ味見してないんだろ?」 ビューリング「‥‥よくわかったな」 俺「さすがに分かってきてるさ。もう一年だぞ?」 箱の中からクッキーを一枚取るとそれを自分の口へと運ぶビューリング。 俺「うまいだろ」 ビューリング「‥‥ああ」 俺「当然だ。俺の大切な人が作ったんだからな」 ビューリング「‥‥おまえ恥ずかしくないのか?」 いつもと違う表情でこちらを睨む彼女。 俺「おまえにだけは言われたくない」 ビューリング「‥‥そうだな‥‥」 なんだ‥‥? なにかおかしい。 313 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 03 56 ID 6B4ay0MY [18/22] いける。これはいけるぞ。なんだかわからんがチャンスだ。 今日はなんだかしおらしい。今日は主導権を握れる! 普段は翻弄されっぱなしなんだ。これを機会に立場を変えてやる! 俺「なあエリザベス」 ビューリング「! な、なんだ」 普段は呼ばない名前で呼ぶことにより、動揺を誘ってみる。 目論見通り動揺しているな。 その様子を観察しながら、箱の中のクッキーを一枚取り出す。 俺「この前の続き」 そしてそれを咥える。 この場所で「この前の続き」と言われ、口に物を咥えれば、 たとえキャサリンであってもなんのことかわかるだろう。 キャサリンよりも頭が回るであろう彼女はもちろん理解したようで、 一瞬戸惑ったようだが、俺の方へ顔を近づけて来た。 さすがにクッキーはこの前のチョコと違ってでかいので、 半分ずつ食べて軽く唇に触れた後、攻めれば‥‥ ふふふ、だめだ、まだ笑うな、いや、しかし‥‥ ‥‥と、まあここまで前置きしたのだから、この目論見は露と消えることとなる。 それが決まりというものである。 近づくクッキーと彼女の潤んだ瞳。 それを遮ったのは、大爆発だった。 314 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 05 50 ID 6B4ay0MY [19/22] ……… …… … 爆風で吹き飛んだ三人は外へと飛んだようだった。 三人とも重なるように倒れていた。 ウルスラ「うーん‥‥また失敗‥‥ゲホッ」 まず起き上がるのがこの爆発の中心点、ウルスラ。 キャサリン「ど、どうして料理で爆発するねー!」 次に起き上がるのがキャサリン。ふたりともその場に膝をついて体を起こした。 ウルスラ「計算はあってるはずなのに‥‥」 キャサリン「そういう問題!?」 ジュゼッピーナ「う、うーん‥‥」 キャサリン「ああ、ジュゼッピーナ。大丈夫ねー?」 最後に起き上がったのがジュゼッピーナだった。 ジュゼッピーナ「‥‥もう二度とウルスラには頼まないようにするわ‥‥」 キャサリン「ところでなんか下があったかいねー」 ウルスラ「! ‥‥んっ‥‥なんか下にいる‥‥」 ジュゼッピーナ「んー? なにかしら‥‥」 315 名前:集中読書週間開催中!詳しくはWikiトップページにて![sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 06 09 ID ZtavNigk [3/5] 流石エーリカの双子やでえ… 316 名前:集中読書週間開催中!詳しくはWikiトップページにて![sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 06 46 ID P9ql0Yoc [2/2] きっとウルスラのスタンドはキラークィーン 317 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 06 49 ID 6B4ay0MY [20/22] なんだ? 何が起きた? なんで俺は大の字で寝そべっているんだ。 痛い。後頭部を打ったようだ。 そして‥‥重い。なにかが俺の上に乗っているのか。 とにかく目を開けなければ。 痛みを堪えながら目を開けると、相変わらず灰色で埋め尽くされた空と、 白い物があった。 その白いものはどうやら俺の鼻より下に乗っているらしく、 これが重さの原因のようだ。 いやしかし重さを感じるのはそこだけではなかった。 腹のあたり、さらに足のあたりにも重みを感じる。 俺はそれをどかそうと何も載っていない両手を持ち上げた。 何かに触れる。それは大きくて柔らかくて暖かかった。 「ひゃん! ‥‥もー強引ねー? でも、そう言うの嫌いじゃないねー」 その柔らかいものをつかんだ瞬間、その手を掴まれ、抑えつけられる。 ああ、なんだか気持ちいい。 318 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 08 18 ID 6B4ay0MY [21/22] しかしこれはなんだ。 と、口にだそうとしたが、白いものが邪魔して声に出せない。 モガモガと変な声が出た。 「あっ‥‥だ、だめ‥‥しゃべっちゃ‥‥息が‥‥」 すると、そのモガモガに連動するように白いものが動き、変な声を漏らす。 ‥‥人肌のような暖かさ‥‥布っぽい肌触り‥‥もしかしてこれって‥‥ 「きゃー!!!」 ひとつの答えが導き出されるのと同時に、俺の大事なモノに衝撃が走る。 おもいっきり殴られた、ような‥‥ 「なによこれ! 汚らしい!!」 それは‥‥殴っちゃ‥‥だめですよ‥‥ジュゼッ‥‥ 薄れ行く意識の中で俺が最後に見たのは、 口をふさぐ白と、新しく空から降ってきた白と、 ビューリング「‥‥」 軽蔑するような白い目だった。 .ホワイトデー -白い日- 完 智子「‥‥爆発音が聞こえたと思って飛んできたら‥‥なにこれ」 ハルカ「あの三人リュウセイさんの上でなにしてるんでしょうね」 エルマ「‥‥‥‥よくわかりません」 エルマは久しぶりにがっくりと肩を落とした。 319 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 09 24 ID 6B4ay0MY [22/22] あとがき まがさしました。 すみませんでした。 これを投下してる最中も揺れました はやく日常が戻ってくるといいな 戻る
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流星 ホワイトデー編 俺「ストライクウィッチーズさ!」避難所 296- 296 名前:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 42 54 ID 6B4ay0MY [2/22] ジュゼッピーナ「ねえ、あんた料理できる?」 俺「は?」 だんだんと暖かくなる世界。しかしそんな時期でも2ヶ月前の寒さに逆戻りしてしまう日だってある。 3月14日。今日はとてつもなく寒い。氷の国の面目躍如と言ったところか。 そんな肌に突き刺さる寒さが、俺の今いる国を思い出させてくれる空の下、 いつものように箒のメンテナンスをしていると、いつもとは違う隣人が突拍子も無い質問をぶつけてきたのであった。 ジュゼッピーナ「だから! 料理は出来るのかって聞いたの!」 俺「‥‥できないよ」 ジュゼッピーナ「でも昨日のあれはあんたが作ったんじゃないの?」 俺「あんなの誰でもできるだろ‥‥肉焼いただけだぞ。そりゃあ味付けは俺がやったけど‥‥」 昨日、つまり3月13日は、我がいらん子中隊のムードメーカーでありトラブルメーカー、 クラッシャー "壊し屋"キャサリン・オヘアの誕生日だった。 俺はその席で姉直伝のバーベキューを作ったのだった。 懐かしい故郷の味ということでキャサリンも大変喜んでいた。 俺が作ったバーベキューは姉直伝で、自慢ではないがとても美味しい。 あんな味付けで美味しくなるのは不思議でしょうがないが、なるものはしかたない。 297 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 44 09 ID 6B4ay0MY [3/22] ジュゼッピーナ「じゃあ私の誕生日の時のは?」 俺「あれは‥‥」 ジュゼッピーナ「なによ」 俺「‥‥ハルカの手伝いをしただけだ。扶桑の料理をリベリオンの俺ができるとおもうか?」 ジュゼッピーナの誕生日はいまから半月ほど遡る2月27日。 その時は団子やらまんじゅうやらの扶桑お菓子のオンパレードだった。 ハルカは俺と二人で作ったと言っていたらしいが、実際にはほとんどハルカ一人で作ったようなものだった。 俺はほんのちょっと手伝っただけ、というか生地を練るなど、やたらと疲れる仕事ばっかりやらされた。 ようは雑用ってわけだ。‥‥頼まれると断れない自分が憎い。 ジュゼッピーナ「そっか‥‥じゃあ次はウルスラかな‥‥」 俺「なんかするのか?」 ジュゼッピーナ「秘密よ!」 若干食い気味でそう言い切ると、さっさと言ってしまった。 298 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 45 24 ID 6B4ay0MY [4/22] ジュゼッピーナが来てから一年ちょっとが過ぎた。 第一印象から正反対の性格になった彼女は、この部隊の賑やかしのひとりとなっていた。 もうその席は空いてないと思っていたのだが‥‥というかもういらないのだが。 実力はと言えばやはり折り紙つきで、いらん子の頼もしい戦力となっている。 さらに、あの一件でハルカにも火がついたらしく、メキメキと実力を付けていた。 良いライバルは人を成長させると言うが、なるほど、目の前で実例が出れば納得せざるをえない。 動機はこの際置いておく。 キャサリンもハルカに置いて行かれると思ったのか、 しっかりと実力をつけてきていた。壊し屋と呼ばれていたのが嘘のようだ。 智子も不動のエースっぷりを発揮している。夜のほうも相変わらずなのだが。 普通の人だなんだというのも最近は聞かなくなった気がする。 ビューリングも変わらずといった様子で、 今日も朝飯を食べ終わるや否やどこかへ行ってしまった。 エルマはやっとこの隊の扱い方になれたようで、肩を落とす機会も減ったように見える。 あくまでも客観的に見た場合なのだが‥‥ 俺はと言えば、相変わらずといったところか。 特に変わったようなこともなく、着実に魔力を高めながら、 こうして箒のメンテナンスをしている。 そしてウルスラ。いつものように実験を繰り返し、新しい武器を開発している。 最近はストライカーの方にも手を出しているらしい。 ‥‥部屋を吹き飛ばしながら。 俺「まったく、どこの壊し屋の影響なんだか」 299 名前:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 46 34 ID 6B4ay0MY [5/22] ウルスラ「さあ?」 俺「うわっ、いたのか‥‥」 気づけば俺を温めてくれていたストーブのそばに、噂の人物が現れていた。 ウルスラ「さっき来たんです」 俺「あー、その。気に触ったならすまん」 ウルスラ「いいです。事実ですし」 以前と比べてだいぶ喋るようになったウルスラ。 俺が敬語を使わなくていいと言っても、直る気配が一向にないので俺も諦めていた。 ウルスラ「こうしてここにいるのも、そのせいですしね」 俺「‥‥なるほど」 先日も部屋を吹っ飛ばし、実験謹慎中なのであった。 これだけ騒ぎを起こしても、銃殺にならないのはひとえに功績のおかげでもあるのかもしれない。 300 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 47 35 ID 6B4ay0MY [6/22] 俺「ああそうだ。さっきジュゼッピーナが探してたぞ」 殺しにかかってくるような冷たさの水に雑巾をぶち込み、 再び手を動かし始めるのと同時に、先程のことを思い出していた。 ウルスラ「ジュゼッピーナさんが?」 俺「ああ」 ウルスラ「‥‥なんのようでしょう」 たしかにこの組み合わせはよくは見ない。 ジュゼッピーナは大抵、智子、ハルカと共にいることが多い。 同時に聞こえてくるのは雌猿の喧嘩か、悲鳴が8割を占めるが。 一方ウルスラはキャサリンとよく一緒にいる。 ほんと、なんでこの二人が仲がいいのかわからない。 凸凹で相性がいいのかな? ‥‥‥‥凸凹に深い意味はない。 俺「なんの用かはわからんが、料理のこと聞いてきたな」 その言葉を聞いた瞬間ウルスラの動きが止まったような気がした。 いや、もともとあんまり動いていなかったのだが。 ウルスラ「‥‥‥‥――料理」 俺「‥‥なんだその間は」 ジュゼッピーナ「あ、いた!」 301 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 48 36 ID 6B4ay0MY [7/22] ウルスラがなにか言いかけたところにカットインしてきた声。 それはまぎれもなく褐色パスタ娘だった。 ジュゼッピーナ「まさか私が去ったところにいるとはね。あんたも知らせなさいよ!」 俺「んな無茶な‥‥」 さっき去っていたよりも力強く石畳を踏みながら、こちらへ近づいてきた。 ジュゼッピーナ「とにかく借りてくわよ!」 そうとうイライラしていたようで、もはや質問もせずにウルスラの腕をとると、 来た時と同じように去っていた。 俺「やさしく使ってやれよー」 手を振りながらこちらを向くウルスラへ向けてそう言うと、 だいぶ間を置かれた箒に絞った雑巾をあてがった。 302 名前:集中読書週間開催中!詳しくはWikiトップページにて![sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 49 16 ID P9ql0Yoc [1/2] ロリコン!ロリコン! 303 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 49 44 ID 6B4ay0MY [8/22] ……… …… … ビューリング「‥‥‥‥よし」 ハルカ「はい、よくできましたー!」 ひとり分の拍手が室内に響く。 ここは厨房。 この基地の人々に暖かさと活力を与えるための物を作る場所。 そんな場所に普段はいない人物がひとり。その側に教官がひとり。 二人の目の前には今しがた焼きあがったクッキーがあった。 ビューリング「‥‥意外と簡単にできたな」 ハルカ「そうですねぇ‥‥ささ、包んで持って行きましょう!」 ビューリング「ん、包むのか」 ハルカ「え? だってあげるんですよね? だったら――」 ジュゼッピーナ「あらビューリング少尉にハルカじゃない」 片手にウルスラを連れたジュゼッピーナが入ってきた。 やはりふたりともビューリングの方を見て驚いた顔をしている。 キャサリン「この匂い‥‥クッキーね!? ってビューリング?」 そのうしろから目を輝かせながらキャサリンもやってきていた。 こちらもビューリングの姿を見て驚いている。 304 名前:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 51 05 ID 6B4ay0MY [9/22] ジュゼッピーナ「どうしてここに?」 ビューリング「‥‥まあちょっとな」 三人から目をそらすビューリングの後ろで、ハルカは笑い声をあげないように笑顔を作っていた。 その二人の行動からなんとなく自体を察した三人もまた、ハルカと同じような笑顔を作った。 ビューリング「それよりおまえたちはどうしたんだ」 ジュゼッピーナ「ちょっと使おうと思ったんだけど‥‥先客がいるなら後にするわ」 ハルカ「大丈夫ですよ。もう終わりです」 ウルスラ「私は拉致されて‥‥」 キャサリン「そこでたまたま合流したね」 ハルカ(なにをするんだろう‥‥) ふーん、という相槌を打ちつつハルカはそんなことを思った。 ハルカ「と、それじゃあ私たちはいきましょう」 ビューリング「あ、ああ、そうだな」 二人は出来上がったクッキーを皿に移すと、小さい箱と包み紙を持って出て行った。 305 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 52 39 ID 6B4ay0MY [10/22] キャサリン「ひとつぐらい置いてってもいいのに‥‥」 ジュゼッピーナ「それは野暮ってもんよ。さ、私たちも始めましょう!」 ウルスラ「あの‥‥」 ジュゼッピーナ「ん?」 ウルスラ「なにをするの?」 ジュゼッピーナ「ああ、お菓子を作るのよ!」 掛けてあったエプロンをつけながらジュゼッピーナは答えた。 ウルスラ「作るのよって‥‥」 ジュゼッピーナ「そのためにあんたを連れてきたんだから。 あ、キャサリン少尉も付いてきたんだから手伝ってよね!」 キャサリン「おっけー! 応援なら任せるねー!」 腕まくりをし、舌を出し、ウインクしながらそう言うキャサリン。 ジュゼッピーナ、これを華麗にスルー。 306 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 54 14 ID 6B4ay0MY [11/22] ウルスラ「それでなんで私‥‥」 ジュゼッピーナ「あの男に頼もうとしたらできないなんて言うもんだから、 あと残ってるのがあんたぐらいだったのよ」 あの男とは彼のことだろう。そういえば先日料理してたような‥‥ ウルスラ「料理ならハルカ――」 ジュゼッピーナ「それじゃだめなのよ!」 キャサリン「なんで?」 ジュゼッピーナ「智子中尉にあげるんだもん。あの子の手をかりちゃダメでしょー?」 その言葉を聞いてふたりとも「あー‥‥」という声を漏らした。 307 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 55 08 ID 6B4ay0MY [12/22] ウルスラ「でも私料理できない」 ジュゼッピーナ「え?」 ウルスラ「できない」 ジュゼッピーナ「‥‥‥‥」 ウルスラ「‥‥ごめんなさい」 ジュゼッピーナ「‥‥で、でもいつも実験してるじゃない。 似たようなものだし大丈夫よ!」 キャサリン「いつも失敗してるねー」 ジュゼッピーナ「‥‥‥‥」 ウルスラ「‥‥‥‥」 キャサリン「‥‥‥‥」 ジュゼッピーナ「‥‥き、気合いよ気合い!! なんとかなるわ!!」 なぜだか知らないが智子の顔が浮かんだ。 308 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 57 05 ID 6B4ay0MY [13/22] ……… …… … 俺「ん、なにやってんだふたりとも」 俺の手を真っ赤にしてくれた張本人を流しへと捨て、食堂へ戻ろうとすると、 ビューリングとハルカという珍しいコンビが、向かってきていた。 ビューリング「リュウセイ」 ハルカ「あ、ちょうど来ましたね! では私はこれで‥‥」 俺がその場へと着く前にハルカは走り去ってしまった。 俺「? なんなんだ?」 残ったビューリングに話しかける。 その手にはプレゼントのような青色の包装をされた小箱があった。 俺の視線に気づいたらしくビューリングはその箱を体の後ろへと隠す。 ビューリング「‥‥そうだ、タバコを吸おう。付き合え」 俺「ああ、それはいいけど‥‥それいいの?」 ビューリング「いいんだ」 俺「ふーん‥‥」 いつもよりも少し早く歩くビューリングの後を、足早について行った。 309 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 58 17 ID 6B4ay0MY [14/22] タバコを吸うといえばここ、という定位置へとやってきた俺達は、 いつものように並んで座り込む。 外へ出るとその寒さを実感させられる。 ここは厨房に近く、外にしては温かいのだが、それでも寒いことには変わりないようだ。 ここへくるといつも次の食事のことを考える。 匂いが漏れてくるのだから仕方ない。 とはいっても今の時間だとだれもいないはずなのだが‥‥ どうも聴きなれた声が聞こえる。 「で、これをこれぐらい‥‥」 「え。ちょっと多く無い?」 「計算した。問題ない」 「な、なんかすごい色になってるねー‥‥」 何をやってるんだろうか。いや、厨房にいるならやることは一つなのだろうが。 迷惑をかけないといいのだが‥‥ 310 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 58 58 ID 6B4ay0MY [15/22] そんなことを思いながら今にも落ちてきそうな重い色をした空を眺めていると、 目の前に青い四角いものが飛び出した。 俺「‥‥どうした?」 もちろんそれは先程までビューリングが大事そうに持っていたものだ。 ビューリング「だいたい一ヶ月前にここでおまえにモノを貰っただろう」 一ヶ月前‥‥チョコレートか。 俺「それで、お返しか?」 声に出すことなく頷くビューリング。 ‥‥もしかして照れてるのか? さすがのビューリングもプレゼントは恥ずかしいのか? そんな彼女の様子を見て気持ち悪い表情になっているのは、そう、俺だ。 俺「別にいいのに‥‥」 あのとき十分いいものもらったし。 俺「ま、ありがたく受け取っておくよ。ありがとう。あけていいか?」 ビューリング「ああ、いいぞ」 包装を破き、箱を開けると、中から甘い香りが溢れてきた。 その甘い香りの奥あったのは、可愛らしいクッキーだった。 311 名前:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 00 18 ID 6B4ay0MY [16/22] 俺「その‥‥ずいぶんと、かわいいな」 言葉を探したがこれしか出てこなかった。 ビューリング「どうせ似合わないさ」 俺「そんなことはない」 ビューリング「ほめてもそれ以上のモノはでないぞ」 軽く笑いながら、俺はそれを口へと運ぶ。 軽快な音を発しながら小さくなるそれは少しずつ舌の上で溶けて行った。 俺「うん、うまい」 ビューリング「そうか」 その声からは先程までの緊張が抜けていたような気がした。 312 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 02 06 ID 6B4ay0MY [17/22] 俺「ああ、食べてみればいいさ。どうせ味見してないんだろ?」 ビューリング「‥‥よくわかったな」 俺「さすがに分かってきてるさ。もう一年だぞ?」 箱の中からクッキーを一枚取るとそれを自分の口へと運ぶビューリング。 俺「うまいだろ」 ビューリング「‥‥ああ」 俺「当然だ。俺の大切な人が作ったんだからな」 ビューリング「‥‥おまえ恥ずかしくないのか?」 いつもと違う表情でこちらを睨む彼女。 俺「おまえにだけは言われたくない」 ビューリング「‥‥そうだな‥‥」 なんだ‥‥? なにかおかしい。 313 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 03 56 ID 6B4ay0MY [18/22] いける。これはいけるぞ。なんだかわからんがチャンスだ。 今日はなんだかしおらしい。今日は主導権を握れる! 普段は翻弄されっぱなしなんだ。これを機会に立場を変えてやる! 俺「なあエリザベス」 ビューリング「! な、なんだ」 普段は呼ばない名前で呼ぶことにより、動揺を誘ってみる。 目論見通り動揺しているな。 その様子を観察しながら、箱の中のクッキーを一枚取り出す。 俺「この前の続き」 そしてそれを咥える。 この場所で「この前の続き」と言われ、口に物を咥えれば、 たとえキャサリンであってもなんのことかわかるだろう。 キャサリンよりも頭が回るであろう彼女はもちろん理解したようで、 一瞬戸惑ったようだが、俺の方へ顔を近づけて来た。 さすがにクッキーはこの前のチョコと違ってでかいので、 半分ずつ食べて軽く唇に触れた後、攻めれば‥‥ ふふふ、だめだ、まだ笑うな、いや、しかし‥‥ ‥‥と、まあここまで前置きしたのだから、この目論見は露と消えることとなる。 それが決まりというものである。 近づくクッキーと彼女の潤んだ瞳。 それを遮ったのは、大爆発だった。 314 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 05 50 ID 6B4ay0MY [19/22] ……… …… … 爆風で吹き飛んだ三人は外へと飛んだようだった。 三人とも重なるように倒れていた。 ウルスラ「うーん‥‥また失敗‥‥ゲホッ」 まず起き上がるのがこの爆発の中心点、ウルスラ。 キャサリン「ど、どうして料理で爆発するねー!」 次に起き上がるのがキャサリン。ふたりともその場に膝をついて体を起こした。 ウルスラ「計算はあってるはずなのに‥‥」 キャサリン「そういう問題!?」 ジュゼッピーナ「う、うーん‥‥」 キャサリン「ああ、ジュゼッピーナ。大丈夫ねー?」 最後に起き上がったのがジュゼッピーナだった。 ジュゼッピーナ「‥‥もう二度とウルスラには頼まないようにするわ‥‥」 キャサリン「ところでなんか下があったかいねー」 ウルスラ「! ‥‥んっ‥‥なんか下にいる‥‥」 ジュゼッピーナ「んー? なにかしら‥‥」 315 名前:集中読書週間開催中!詳しくはWikiトップページにて![sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 06 09 ID ZtavNigk [3/5] 流石エーリカの双子やでえ… 316 名前:集中読書週間開催中!詳しくはWikiトップページにて![sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 06 46 ID P9ql0Yoc [2/2] きっとウルスラのスタンドはキラークィーン 317 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 06 49 ID 6B4ay0MY [20/22] なんだ? 何が起きた? なんで俺は大の字で寝そべっているんだ。 痛い。後頭部を打ったようだ。 そして‥‥重い。なにかが俺の上に乗っているのか。 とにかく目を開けなければ。 痛みを堪えながら目を開けると、相変わらず灰色で埋め尽くされた空と、 白い物があった。 その白いものはどうやら俺の鼻より下に乗っているらしく、 これが重さの原因のようだ。 いやしかし重さを感じるのはそこだけではなかった。 腹のあたり、さらに足のあたりにも重みを感じる。 俺はそれをどかそうと何も載っていない両手を持ち上げた。 何かに触れる。それは大きくて柔らかくて暖かかった。 「ひゃん! ‥‥もー強引ねー? でも、そう言うの嫌いじゃないねー」 その柔らかいものをつかんだ瞬間、その手を掴まれ、抑えつけられる。 ああ、なんだか気持ちいい。 318 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 08 18 ID 6B4ay0MY [21/22] しかしこれはなんだ。 と、口にだそうとしたが、白いものが邪魔して声に出せない。 モガモガと変な声が出た。 「あっ‥‥だ、だめ‥‥しゃべっちゃ‥‥息が‥‥」 すると、そのモガモガに連動するように白いものが動き、変な声を漏らす。 ‥‥人肌のような暖かさ‥‥布っぽい肌触り‥‥もしかしてこれって‥‥ 「きゃー!!!」 ひとつの答えが導き出されるのと同時に、俺の大事なモノに衝撃が走る。 おもいっきり殴られた、ような‥‥ 「なによこれ! 汚らしい!!」 それは‥‥殴っちゃ‥‥だめですよ‥‥ジュゼッ‥‥ 薄れ行く意識の中で俺が最後に見たのは、 口をふさぐ白と、新しく空から降ってきた白と、 ビューリング「‥‥」 軽蔑するような白い目だった。 .ホワイトデー -白い日- 完 智子「‥‥爆発音が聞こえたと思って飛んできたら‥‥なにこれ」 ハルカ「あの三人リュウセイさんの上でなにしてるんでしょうね」 エルマ「‥‥‥‥よくわかりません」 エルマは久しぶりにがっくりと肩を落とした。 319 自分:流星 ホワイトデー[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 14 09 24 ID 6B4ay0MY [22/22] あとがき まがさしました。 すみませんでした。 これを投下してる最中も揺れました はやく日常が戻ってくるといいな 戻る
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茨城雷蔵 へ だいぶ遅くなったけど、ホワイトデーだったのでクッキーを送ります。 よかったら、食べてください。 アレからいろいろ考えました。好きのこととか幸せのこととか。 結局、ホントがどういうものか俺にはわかりませんでした。 でも、やっぱり俺は雷蔵のことが好きです。これだけは胸を張って言えます。 あと、まだ俺は幸せじゃないけど、目指すもの、幸せだと思うことは見つけました。 また、会いに行きます。 「あなたが心から笑顔になれる幸せを祈って」 こんこ より
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※ホワイトデーネタ バレンタインとか 当日編の続きっぽい ※※この話に、レギュラーの3/4は出てきません ~清澄部屋にて~ 超会長:しっかし、製菓業界も本当うまく考えたものよねー みやながさき:なにがですか? 超会長:ほら、今日って3/14でホワイトデーじゃない? みやながさき:そうでしたね 超会長:知ってる?ホワイトデーって欧米には無いのよ みやながさき:えっ、そうなんですか? 超会長:えぇ、日本でバレンタインデーが定着してからお返しの日も作らないかって宣伝したのが始まり みやながさき:へー 超会長:で、いざやってみたらご覧の通りに大浸透。2ヶ月連続で稼ぎ時が出来たのよ みやながさき:あぁ、だからうまくかんがえたって 超会長:そういう事…… 超会長:…………はぁ みやながさき:ぶちょう? 超会長:…………いや、毎年の事ながら痛い出費だったなーってね みやながさき:バレンタインのときにものすごくもらったっていってましたもんね 超会長:………まーね、匿名希望除外しても結構お返しの数があってね みやながさき:でもきょうにちようびでしたけど、だいじょうぶだったんですか 超会長:………ウチの生徒でくれた子には予め振り替えって予告しておいたから明日に みやながさき:・・・・・・じゅんびばんたんだったんですね 超会長:えぇ、それで今日はそのお返しの梱包やら何やらで日が暮れちゃったわ みやながさき:あ、てづくりなんですね 超会長:そうよー買い揃えるにも多すぎてね、自分で大量生産をしてみようってね 超会長:でも原材料に袋にリボンにって結局それなりにコストかかっちゃったのよねー みやながさき:・・・・・・たいへんだったんですね 超会長:……まぁ、とりあえず終わったんで良しよ 超会長:後は皆の口に合って不評が出ない事を祈るだけね みやながさき:きっとでませんよ 超会長:だといいんだけどね。でも正直自信ないわ、和くらいだったらそうでもないんでしょうけど みやながさき:バレンタインにのどかちゃんがくばってたおかしおいしかったですしね 超会長:えぇ、本当に…って他人事のように言ってるけど貴女も和にお返しは渡したの? みやながさき:いいえ 超会長:え?でも大きなガトーショコラをもらってたじゃない みやながさき:あぁ、 みやながさき:あれは「バレンタインデーのついでのあまりもの」だそうです 超会長: みやながさき:それでおれいもかんがえたんですが「べつにいいです」っていわれてまして 超会長:……………流石に不憫に思えてきたわ みやながさき:? 超会長:………いえ、こっちの話よ みやながさき:? みやながさき:あ、そういえばきよすみいがいのひとからもらったぶんはどうしたんですか? 超会長:……………あー一番コスト掛かった奴だから思い出させないで みやながさき:・・・・・・えぇと 超会長:……匿名希望以外は全部郵送したわよ、勿論 みやながさき:………あぁ 超会長:…………今年全国に出場したおかげか、他県からも何件か来てたのが痛かったわ みやながさき:………ゆうびんりょうですね 超会長:………えぇ。いえ、気持ちはありがたいんだけどね 超会長:……でも、お返しといえば彼女にはビックリしたわね みやながさき:?だれですか? 超会長:風越のキャプテンだった子、福路さん みやながさき:あぁ、あのひと・・・バレンタインのときにもらってたんですか? 超会長:そうなのよ、丁度2/14に外出たら偶然会ってねー 超会長:それでお互い暇してたし一緒に遊んだんだけどその時にね みやながさき:チョコレートをかってもらったんですか? 超会長:まさか、何でも部の皆に渡して回ってたらしいんだけど一個余っちゃったそうで 超会長:それを日頃のお礼って形で私が貰っちゃった みやながさき:ひごろって・・・こうりゅうあったんですか? 超会長:んー、まぁ夏に知り合ってからたまに会ったりしてるわね みやながさき:そうなんですか? 超会長:とは言っても、毎回偶然バッタリって感じなんだけどね 超会長:でも、義理堅い子よねー。部も引退したのに他校の部長の私にまでくれるなんて みやながさき:そうですね 超会長:で、今日もまたバッタリ会っちゃってね みやながさき:・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 超会長:で、これまた部の皆への余りのお菓子貰っちゃってねー みやながさき:・・・・・・・・・・・・・・・ぐうぜんってすごいですね 超会長:そうよね、でも結構あるのかもよ。他の高校の子達も何人か街中で見かk ~風越女子部屋にて~ にゃー!:うぅぅぅ、どうして今日という日は日曜だったんだー!!!!! すーみん:ドンマイ……来年がある にゃー!:来年はキャプテン卒業しちゃってるしー!!!!!! みー汰:……………なんだろう、このデジャブ 夏星:丁度一月くらい前に似たような流れありましたよね みー汰:…………あぁ にゃー!:バレンタインに引き続きホワイトデーも日曜だなんて詐欺だし!!! すーみん:………お礼を渡す気だったの? にゃー!:勿論だし!!てかむしろ日頃のお礼分も渡す予定だったし!!! 夏星:バレンタインにキャプテンから郵送されたチョコ、美味しかったですしね すーみん:……明日、渡せばいい。ギリギリ卒業前だし 夏星:そうですよ池田先輩。そう言えばキャプテンもお返しは月曜配るって言ってましたし にゃー!:むぅー、でもやっぱり今日という日に手渡したかったー みー汰: (※私の分は?と言いたくても言えない) ~龍門渕部屋にて~ 子供じゃない!:そういえばだが 亜空間:ん? 子供じゃない!:今日はホワイトデーだったんだな 亜空間:おーそーみたいだな 子供じゃない!:しっかりお返しは済ませたのか? 亜空間:おー取り敢えず歩にだけは渡しといた 子供じゃない!:む、全員には返してないのか 亜空間:…………アレだけ全部には無理だっての、幾らなんでも 子供じゃない!:貰うだけ貰って置いて、不誠実この上ない 亜空間:………あー何とでも言ってくれ。で、お前はどうなんよ 子供じゃない!:? 亜空間:原村から貰ってたろ 子供じゃない!:うむ、勿論返したぞ!!! 子供じゃない!:ののかの好きなペンギンの形をしたクッキーをペンギンポーチに入れた物だ!!! 亜空間:おー 亜空間:またお嬢もよく考える事だ 子供じゃない!:む、トーカは関係なくて衣が準備したんだからな!! 亜空間:ん?そうなの 子供じゃない!:トーカは『龍門渕として受けた行為に対しては3倍の代償を』とか言ってた 亜空間:……………はぁ 子供じゃない!:前聞いたときは100倍だった気がするんだけど 亜空間:………気にしてやるな 亜空間:………まぁ、とにかく衣一人でしっかり準備で来たのな 子供じゃない!:あ、でも……自分一人だけというわけでは正確になくてだな 亜空間:あーハギヨシさんに買ってきてもらったり届けてもらってる分はわかってるから 子供じゃない!:……それ以外にも少し 亜空間:? 子供じゃない!:ののかの好きそうな物をともきーに聞いt ~長野女子部屋にて~ ステルスモモ:…………見事なまでに誰もいないっすねー ステルスモモ:………ログも全く残ってないのが素敵に不気味というか ステルスモモ: ステルスモモ: ステルスモモ:……切り上げちゃったすけどもっぺん先輩t 酢だこさんが入室しました 酢だこ:頼もうーだじぇ!!! ステルスモモ:お、いらっしゃいっす 酢だこ:って、ありゃ、一人しか居ないのかっ!? ステルスモモ:………そーなんすよ、皆行方不明っす 酢だこ:これは……事件の香りっ!? ステルスモモ:…………… 酢だこ:………ツッコミが入らないと少し寂しいんだじぇ ステルスモモ:………いや、一瞬普通に納得した自分が居たっす 酢だこ:またまたー冗談キッツいじぇー ステルスモモ:………あながち冗談じゃないんすけど ステルスモモ:そういや、今日のおっぱいさんの事知ってるっすか? 酢だこ:む…それはこの部屋の偽者のどっちと本物ののどちゃんのどっちの事だー ステルスモモ:…………日本語、読み辛いっすね。本物の方っす 酢だこ:のどちゃんの方かー 酢だこ:残念な事に今日ののどちゃん情報はないんだじぇー ステルスモモ:まぁ、日曜っすしね 酢だこ:いやいや日曜だろうが平日だろうがのどちゃんと私の愛は不滅なんだじぇ ステルスモモ:…………はぁ 酢だこ:それで、今日はバレンタインのお返しにホワイトデー仕様のタコスをわたs ステルスモモ:ストップっす 酢だこ:ん? ステルスモモ:百歩譲ってお返しがタコスだとして、何すかホワイトデー仕様って 酢だこ:ホワイトソースたっぷりっ!!! ステルスモモ:……………… 酢だこ:で、渡しにのどちゃんの家に行ったんだけど困った事になったんだじぇ ステルスモモ:渡さずに食べちゃったんすね、よくわかるっす 酢だこ:ちゃんと2個は残しておいたじぇ!!! ステルスモモ:食べてるっ!? スーパーまほっちさんが入室しました スーパーまほっち:………偽者すら居ませんですか…うぅ、先輩ー ステルスモモ:あ、後輩さんこんばんはっす 酢だこ:あ、マホだじぇ スーパーまほっち:……だというのに余計な先輩とはエンカウントですかー 酢だこ:をい ステルスモモ:今日も今日とておっぱいさん探してるんすか? スーパーまほっち:うぅぅ、折角のホワイトデーだというのに先輩に会えないなんて 酢だこ:……マホはチョコ貰ってないだろ、会っても意味ないじぇ スーパーまほっち:貰いましたし渡しました!!……郵送ですけど 酢だこ:のどちゃんも全く義理堅いじぇ スーパーまほっち:……先輩の方こそ義理チョコなんじゃないですか 酢だこ:のどちゃんは私の嫁だじぇ!! スーパーまほっち:それ、自称ですよね 酢だこ:ぐぬぬぬぬぬぬ スーパーまほっち:ぐぬぬぬぬぬぬぬ ステルスモモ:まぁまぁ、てかいっその事リアルのおっぱいさんの家行った方が良かったんじゃないすか スーパーまほっち:………それは流石に照れ臭いと言いますか 酢だこ:ふ、このヘタレめ。そんなんでのどちゃんの愛は得れないじぇ ステルスモモ:………あーそういやおっぱいさんの家まで言った所まで話進んでたっすね スーパーまほっち:何ですとっ!? 酢だこ:ふっふっふ、光の速さで明日へ一足お先だじぇ ステルスモモ:で、困った事がどーたらこーたら スーパーまほっち:な、何があったんですか!? 酢だこ:実はのどちゃん……… ステルスモモ:おっぱいさんが……? スーパーまほっち:先輩が………!? 酢だこ:留守だったじぇ ステルスモモ:………… スーパーまほっち:…………… 酢だこ:全くのどちゃんてば出かけて留守なら事前に連絡が欲しいものだじぇ ステルスモモ:……………まぁ、こんな人ってわかってたっすけど スーパーまほっち:………まぁ、取り敢えず無駄足踏まなくて済んだっぽいですね 酢だこ:仕方ないから私が食べちゃったじぇ! ステルスモモ:………で、おっぱいさんはどこに出かけてたんすか? 酢だこ:そんなのまで知らないじぇ!!! 酢だこ:電話しようがメールしようが通じなかったし、圏外? スーパーまほっち:単に相手されてないだけじゃないです? 酢だこ:つ鏡 スーパーまほっち:つ鏡 酢だこ:ぐぬぬぬぬぬぬぬ つ鏡 スーパーまほっち:ぐぬぬぬぬぬぬぬ つ鏡 ステルスモモ:…………まぁ、リンシャンさんとでも買い物に行ったんすかね 酢だこ:あ、それは無いじぇ ステルスモモ:? スーパーまほっち:? 酢だこ:のどちゃんの家に行った後、咲ちゃんちに遊びn そんなこんなな話 レギュラー出ないと違和感があるようなないような モモさん頑張れ超頑張れ 最近、色々偏ってた気がするのでヘタレ修正 初期構成だと流石にアレでソレがコレだったので、ヘタレに着陸 …………………… 魔法の言葉パラレルも限界があると思うし 取り敢えず3人とも今日一日何してたのやら ちなみに、清澄部屋にすら影も形もなかったワカメさんは寝てます イベントデーで疲れたそうな。明日は学校じゃし、ゆっくり体休ませな…だそうな ………………… 多分にこうして出番って減っていくんだと思ふ ついでに、みー汰さんは次の日の学校で猫さんからお礼貰ったっぽい 何やらメガネ型クッキーなるものだったとか。そして永久保存へと それとキャプテンから全員にクッキーの配り物が有ったらしい ………………… 前日に配っていた(らしい)の方が豪奢に見えるのはきっと気のせい ↓の方々のおかげで、今日も今日とて修正 キャプテンのストーカーぶりがいっそ清々しいな。さておきレギュラー面子もそうだけど一ちゃんが気になって仕方がない -- 名無しさん (2010-03-15 03 16 20) そういえば部長料理苦手って言ってませんでしたっけ? -- 名無しさん (2010-03-15 03 48 37) 言ってた。だから金で解決するって。 それより名前をちゃんと覚えてもらえてないストーカーさんかわいそ -- 名無しさん (2010-03-15 04 13 52) 一足お先に光の速さで……ってギャバン!?タコス、恐ろしい子…… -- 名無しさん (2010-03-15 04 51 28) 慧眼の部長のことだから、本当は偶然なんかじゃない、ということは見抜いてるんだろうなあ。 -- 名無しさん (2010-03-16 00 20 29) 部長レアな偶然を引き当て慣れてるだろうからなあ。街で数回タイムリーに出会うくらいのことならそのまま受け入れそうだが -- 名無しさん (2010-03-16 00 41 47) 超会長:そうね、ここで出会ったことに意味があると考えましょうか -- 名無しさん (2010-03-16 00 50 22) 名前 コメント
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マシューキャミィLv1 胸 軽 制限24 防4 魅5 運1 ※2007年ホワイトデー。スウィートタウンの仕立て品。 破壊飴蜜柑Lv1 左 軽 制限1 攻1 運2 ※2007年ホワイトデー。スウィートタウンの仕立て品。 食われ飴キウイLv4 左 普 制限1 防2 キウイペロッチュLv1 左 普 制限25 防4 魅2 ※2007年ホワイトデー。スウィートタウンの仕立て品。 ペローン飴ソーダLv5 左 軽 制限8 攻1 早3 ペローン飴桃Lv7 左 軽 制限1 魅3 ペローン飴キウイLv8 左 軽 制限1 防2 魅3 ペローン飴パインLv5 左 軽 制限1 防3 運6 ※2007年ホワイトデー。ドロップ品。
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フェルト「明日はホワイトデー」 ティファ「そうですね」 ソーマ「ホワイトデーとはなんだ?」 ティファ「先日バレンタインデーがあったでしょ?」 ソーマ「あぁ」 ティファ「そのバレンタインデーにチョコを貰った男性が女性にお返しをあげる日のことです」 ソーマ「そうなのか。なら私も中佐から…」 ティファ「貰えると思いますよ」 ソーマ「楽しみだな…」ポッ フェルト「一度は刹那に渡しちゃってどうなるかと思ったけど…ロックオンは何をくれるのかなぁ…///」 ティファ「ガロード…///」 三人「「「/////」」」ホワーン
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0791ホワイトデー狂想曲(1/2)2017/03/12(日) 23 02 59.79 ID Vx6Xc1+G0 ユージン「なぁ、オルガ。まさかホワイトデーの用意、全くしてないってこと、無いよなぁ?」 シノ「まぁまぁ落ち着けよユージン。せめて菓子くらいは用意してあるんだよな?」 オルガ「ん?あぁ、ホワイトデーか。それなら大丈夫だ、姐さんとこには小さい子供が食べてもいいようにアレルゲンフリーのもの、メリビットさんにはちょっと高級なチョコをビスケットとデクスターさんに手配をお願いしてる。 アトラとお嬢さんへは年少組が気合入れて作ってるから、そう心配するなよ。」 シノユージン「「そうじゃねぇよ…。」」 ユージン「あぁ、お前は真実の愛がそこに転がってるどころか三つ指ついて待ってるのに何もしないのか!?」 シノ「いくら何でも本命チョコ無視するってのはどうかとおもうぜ?」 オルガ「おい、お前らまてよ、真実の愛だとか本命チョコだとかそんなモンひとつもなかったぞ?」 ユージン「いや、それがあるんだって!バレンタインデーにお前の机の上にチョコあっただろ?あれがそうなんだよ!」 オルガ「あぁ、あれか。あれならミカにやったんだが、マズかったか?」 シノ「おいおいしかもやった相手がミカかよ…。これじゃ出戻りじゃねえか。」 ユージン「俺は今からミカのとこに行ってメッセージカードか何かを回収してくる。シノ、お前はオルガのデートプランの段取りを頼む!」ダダダダダッ 0792ホワイトデー狂想曲(2/2)2017/03/12(日) 23 04 28.36 ID Vx6Xc1+G0 シノ「うっし!ここまできたら腹決めろ!オルガ・イツカ!!」 オルガ「…なぁ、おい、デートってどうすりゃいいんだ、そもそも相手が分からないのにどうしろってんだよ」 シノ「お前この間2人っきりでオールしたのに相手が分からないってこたぁねぇだろ?」 オルガ「もしかして、ミカの姉ちゃんのことか?」 シノ「そーだよ、死神ちゃんだよ、それにしても健気なモンだよなぁ~。直接渡すのは恥ずかしいからって俺らのいない夜中にチョコ置いてくなんてさぁ。」 オルガ「…それ、警備大丈夫なのか?」 シノ「コマケェこたぁいいんだよ!ミカの家族なんだから大丈夫だろ。」 オルガ「…なぁ、シノ、ユージンと俺のために動いてくれるのはありがてぇんだが、俺には彼女が見え… シノ「なに?彼女以外見えないって?(ろくに聞いてない)恋は盲目っていうからなぁ。」 オルガ「いや、そうじゃなくて…」 シノ「お、ちょうどいいところにメリビットさんが。おーい!メリビットさーん!ちょっと手伝って欲しいことがあるんですけどいいですかーー?」 メリビット「どうしたんですか?そんな大声で」 シノ「それがかくかくしかじかで」 メリビット「まるまるうまうまね」 メリビット「そうね、まずは映画でもどう?先に映画を見ておけば、あとで会話のネタに困ったときに使えるわ。」 シノ「勉強になるなぁ~」 メリビット「それからタクシーに乗るときは・・・」 以降2時間ほどメリビットさんの授業は続いた。 ホワイトデーはどうなるオルガ! どうするオルガ! 頑張れオルガ! 0795通常の名無しさんの3倍2017/03/12(日) 23 54 11.04 ID IQ2A9EGp0 乙!GJだが一つ気になるとこが 途中からメリビットさんがビルギットさんに変わってる それだとバグとか色んな機械によってよくミンチになる男性なので…… まぁそれはとりあえず置いといて、鉄火団とタービンズの中では多分オルガぐらいしか死神姉さんのこと見えないんだろうな…(物理的な意味で) メリビット「あら?また今日も来てるのね、三日月のお姉さん」 三日月「だから違うって」 雪之丞「また今日もオルガに会いに来るとは随分と熱心なことだ」 アトラ「えっ!?誰かいるの?」